社長メッセージ

変化に対応し、進化を

 私どもダーウィン・キャピタル・パートナーズは、2006年の創業以来、一貫してリサーチを重視した手法、さらに独自の投資哲学に基づいたユニークな投資スタイルをもって、国内外のさまざまな投資家様の運用に貢献させていただき、ご評価を賜って参りました。

 2008年に金融商品取引法上の投資助言業に登録を致しました後は、国内外の運用会社様を直接のお客様として、投資助言サービスをご提供申し上げております。 これは、私どもとは直接の関係性はお持ちにならないながら、運用会社様とのご契約者である、大手機関投資家様をはじめとした、さまざまな投資家の皆様からのご支持を戴いてこそ、成立するビジネスであると認識しております。 私どもは、多様な関係性の中で業務を展開させて戴いておりますが、皆様からまず、求められておりますことは、私ども自身の経営が、長期的に安定していることであると、固く信じております。

 私どもは、ご提供サービスの対価としての成功報酬には極力依存をせず、継続収入の範囲内において厳しくコストを管理する、堅実な経営を志し、継続しております。 これによりまして、6期連続での黒字決算を達成しております次第です。 そして一方、私どもは、投資助言業者として助言を担当致しますリサーチ部門とは、まったく独立させた形態をもって、専任のコンプライアンス部門を設置しております。 法令順守はもちろんのことながら、更に厳重な社内コンプライアンス関連規定を策定、これを厳守致しております。

 2012年12月の第二次安倍政権の発足、翌年3月、黒田日銀総裁の就任により、華々しくスタートを切った「アベノミクス」は、その後3年間にわたり、少なくともわが国の金融市場にとっては大変な追い風でありました。しかし、金融緩和一辺倒であった世界の金融政策の足並みは乱れ、アベノミクスによるポートフォリオ・リバランス効果にも一巡感がみられるようになった現在、株式市場をとりまく環境は、変化しつつあると認識しております。

ダーウィン・キャピタル・パートナーズ株式会社

CEO 佐保田 隆史